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「すぐ大型に乗りたい!」と言われたら

ドラッグスターの画像

バイクは憧れが重視される乗り物です。免許を取れる年まで成長した子どもが「すぐにでも大型に乗りたい!」と言い出したらどうでしょうか。

私の経験上、親の言葉だけで大型に乗るのを止められる気はまったくしません。

それとなく小~中型を勧める

最初は小~中型バイクを勧めますね。

さすがにいきなり大型はチャレンジブルすぎるので、250ccあたりから乗るのが(スキル的にも財布的にも)無難かな…というのが私の考えですし、初手で大型を選ぶのはとても心配です。だからといって、子どものやりたいことを頭ごなしに否定するのは、対等な人間同士のコミュニケーションとしてはよろしくないわけで、ここが悩みどころです。

みっちり練習を積んでもらう

どうしてもすぐに大型に乗りたい、というのであれば、二輪車交通安全教室やライディングスクールで公道ライディングについて みっちり学んでもらうことは前提でしょう。

大型は決して気軽に乗れるマシンではありませんし、操縦にはどうしても一定の経験を要します。もし練習の意図を理解できないほどリスクに鈍感なら、ライダーとしての素質はゼロと言わざるを得ません。その時は二輪免許取得そのものを止めたいところですが…。

ともあれ、私も親子タンデムをする身として、バイクの楽しさだけじゃなく安全運転の重要性を子どもたちに伝えていければと思います。

バイクは危険だけど、やっぱり楽しい

本当に大型に乗りたがるかどうかはまだ分かりませんが、大型でしたらロングツーリングもやりやすくなりますから、親子の時間がもっと楽しいものになりそうですね。

バイクが危険であると意識させるのは、リスクや課題へ対処する心構えを学んでほしいからであって、やらない理由を探すクセをつけさせるためではありません。

バイクとの向き合い方を通して、やりたいことに賢く挑戦し、楽しい人生を歩める人に育ってほしいと願っています。