古くから観光地として親しまれている江ノ島
子どもと一緒にツーリングに行く際には、カーブがそれほどきつくなく、ショッピングエリアなどが充実しているスポットを選ぶのがポイントです。
都心から行く場合には、江の島エリアなどが格好のツーリングスポットです。
江の島は古くから観光地として開けていた場所で、神社仏閣が多く自然にも恵まれ、しかも観光施設が整備されていることで人気があります。
特におすすめなのは鎌倉から江の島に向かうツーリングコースで、鎌倉の材木座海岸(ざいもくざかいがん)から江ノ島大橋の国道134号線がおすすめルートです。
距離は約9km、由比ガ浜や鎌倉海浜公園などを通る海岸ルートなので、走行中に景色を楽しむことができます。
江の島周辺には名だたる絶景スポットがたくさんあり、思い出に残るツーリングが楽しめるでしょう。
江の島周辺の絶景ポイント
江の島にツーリングに行ったら、必ず立ち寄りたいのが「県立湘南海岸公園」です。
県立湘南海岸公園は国道134号線沿いにあり、お天気次第では富士山や箱根連山、さらに丹沢山地などを臨むことができる、絶好の写真撮影スポットです。
相模湾に面しており、海岸沿いには遊歩道なども完備されています。
公園内にある「サーフビレッジ」にはカフェテリアもあり、休憩をするのにもぴったりです。
カフェテリアはオープンテラスで、タコライスがおいしいと評判です。
サーフビレッジ内には温水コインシャワーやコイン式ドライヤーなどのサービスもあります。
湘南海岸公園西部駐車場にバイクを停めておけば、海岸線を散策するのに便利なだけではなくて、新江ノ島水族館にも歩いてアクセスできます。
江の島の観光名所としては、「稚児ヶ淵(ちごがふち)」も人気があります。
「かながわの景勝50選」にも選ばれている稚児ヶ淵は江の島の西端にあり、屏風のような形に浸食された、不思議な光景を観ることができます。
稚児ヶ淵のそばには、弘法大師や日蓮聖人が修行したと伝えられている「岩場」という洞窟があります。
養和2年(1182年)に源頼朝が祈願した場所としても有名です。
奥行は152mあり、富士山の氷穴に通じている第一岩屋の他に、龍神伝説で有名な第二岩屋があります。
江の島のパワースポットとして人気のある場所なので、一度は訪れてみることをおすすめします。
入場料金は一般(中学生以上)500円/小学生200円で、営業時間は9:00〜17:00です。
営業時間は季節によって変動することがありますので、藤沢市観光センターに前もって問い合わせておくのが一番です。
なお、江ノ島では「ビーチバレージャパン」など季節ごとのイベントも多数開催されているので、時期を合わせてツーリングに出かければ、何倍にも楽しむことができます。